SONY VLOGCAM ZV-E10 ~ レンズ交換式Vlog向けカメラ

2021年8月7日

出典:SONY 公式

以前、Vlogの撮影に適したカメラとして、高級コンデジの2機種を紹介しました。

そして、2021年9月17日、レンズ交換式のVlog向けミラーレス一眼カメラ機として、ZV-E10が登場します。一見、α6000シリーズのように見えますが、どこが違うのでしょうか。見ていきましょう。

スペック

α6600と比較してみました。

α6600 ZV-E10
撮像素子 APS-Cサイズ
23.5 x 15.6 mm
APS-Cサイズ
23.5 x 15.6 mm
画素数 約2420万画素 約2420万画素
手ぶれ補正 5段 (5軸) 電子式
液晶モニター 3.0型 92万画素 3.0型 92万画素
EVF 236万ドット なし
測距点 425点(位相差検出方式) 425点 (位相差検出方式)
動画 4K 30p 4K 30p
ISO 32000 32000
サイズ 120.0(W) × 66.9(H) × 59.0 (D)mm 115.2(W) × 64.2(H) × 44.8 (D)mm
重さ 503 g (電池とカードを含む) 343 g (電池とカードを含む)

ZV-E10は、APS-C機であるα6000系からEVFを除いた基本性能を持ちます。手振れ補正については、α6600には付いていますが、他のα6000系には基本付いていません。ZV-E10についても、価格やサイズ、重量などを考慮して電子式に留めたのだろうと思います(電子式ですが、意外と効果があって好評のようです)

このように、α6000系と同様のクオリティで、写真や動画を撮影できます。そしてVLog専用機として、ウインドスクリーンが付き、シューティンググリップもオプションで用意されます。α6000系のクオリティで動画撮影を中心に使うのであれば、ZV-E10が最適でしょう。

VLogに適した機能を搭載

ZV-E10は動画撮影に特化したミラーレス一眼カメラなので、他のαにはない機能が付いています。特に、商品紹介機能は、商品紹介用ボタン(ゴミ箱ボタンの右上のボタン)を押すごとに、商品と紹介者にフォーカスが切り替わります。商品紹介の時に、とても便利だと思います。

価格が安い!

ZV-E10は、EVFがないとは言え、かなり意欲的な価格で発表されました。レンズ付きでも8万円台で購入できるのです(発売当時)。ミラーレス一眼カメラの高機能化は高価格化を引き起こしていますが、ZV-E10は一石を投じる機種となりそうです。

※発売当時が一番安く、2022年現在、かなり高くなってしまっています。さらに、2022年4月1日に値上げされました。

高画質を生かした動画作成に最適!

出典:SONY 公式

私はいくつかサイトやブログを持っていますが、特に自然を紹介するブログは、なかなか人が来てくれません。今やブログの時代は過ぎ去り、動画サイトに人気が集中しています。このような背景から、私もyoutubeへの動画投稿を考えています。

その場合、私が提供する動画を考えると、面白い内容は絶対無理なので、映像の綺麗さだけが勝負できる点だと思っています。そう考えると、ZV-E10は最適な一台と言えそうです。

アウトドアなどの制約がある中で、デジタル一眼カメラのクオリティーで動画を撮りたい人に、ZV-E10はおすすめです。