ForeAthlete 55 ~ Garminの初心者向けランニングスマートウォッチが進化
Garmin(ガーミン)から、ランニング初心者用のスマートウォッチとしてForeAthlete 55が登場しました。
お手頃な値段と必要十分な機能を持つForeAthlete 55ですが、前機種のForeAthlete 45と、どこが変わったのでしょうか?
スペック
ForeAthlete 55の主なスペックは以下の通りです
- サイズ:42 x 42 x 11.6mm 45より少し大きくなった
- 重量:37g 45よりほんのちょっと重たくなった
- ディスプレイ:1.04インチ 208 x 208ピクセル 45と変わらず
- バッテリー:約14日間 GPS稼働で20時間 45から倍の駆動時間を実現
バッテリーの駆動時間が大きくアップしました。ForeAthlete 45の駆動時間は許容ぎりぎりという感じだったので、今度のForeAthlete 55であれば、余裕を持って使えるでしょう。
ForeAthlete 55であれば、個人的にもアウトドア用途でバッテリー切れを気にせず使えそうです。
気になるSpO2測定機能は?
新型コロナウイルスが収束しない今(投稿時点)、血液中の酸素飽和度(SpO2)測定機能はぜひ欲しい機能です。
しかし投稿時点では、ForeAthlete 55にSpO2測定機能は付いていないようです。ファームウェアのアップデートで対応するかもしれないので、様子を見たいと思います。
※スマートウォッチで測定できるSpO2は、医療用としての精度はなく、あくまでも参考値であることに注意してください。
電子決済機能も搭載していない
Garmin PayとSuicaへの対応ですが、残念ながら搭載されていません。同価格帯のVenu sqには搭載されていますが、Venu sqの方は日常生活に主体を置いているためでしょう。ForeAthlete 55はランニングなどのスポーツに主体を置いた製品なので、低価格機まで搭載できなかったのだと思います。
Garmin CoachやGarmin Connectを安く始めるのに最適!
スペックでは必要十分な機能に絞った感のあるForeAthlete 55ですが、運動をサポートするGARMIN COACHや、取得したデータを有効活用するGarmin Connectなどのサービスを考えれば、十分魅力のある製品です。Garminの優れたサービスを安く手に入れたい場合は、ForeAthlete 55が最も適した製品でしょう。