Garmin Instinct 2 Dual Power 登場 ~ 駆動時間が増えてSuicaも使える!
アウトドアシーンでハードな使用に適したGarmin Instinct に新製品が登場しました。それが、Garmin Instinct 2 Dual Power (ソーラーなしのGarmin Instinct 2もあります)です。内蔵バッテリーとソーラー電池の組み合わせで駆動時間が長いInstinct Dual Powerシリーズですが、さらに駆動時間が増えました。
スペック
Instinct 2 Dual Power | Instinct Dual Power | |
---|---|---|
スマートウォッチモード※ | 28日+無制限 | 24日+30日 |
GPSモード※2 | 70時間+300時間 | 30時間+8時間 |
GPS+光学心拍計モード※2 | 約30時間+18時間 | 最大30 時間+8 時間 |
画面解像度 | 176 x 176 pix | 156×156 pix |
電子マネー | Suica / Garmin Pay | なし |
SpO2 | あり | あり |
※ 1日中着用し野外の50,000ルクスの条件下で1日3時間置いた場合
※2 ソーラー充電は50,000ルクスの条件での使用を想定
Instinct 2 Dual Powerの主な機能アップ項目を表にしました。その内容を解説します。
駆動時間が増えた
Instinct 2 Dual Powerは、駆動時間が大きく伸びました。スマートウォッチモードでは、一度フル充電した後、ソーラー発電を続ければ無制限に使用できます。スマートウォッチモードって何?ですが、GPSがオフで心拍数計測がオンの状態とのことです。
登山ではGPS+光学心拍計モードを使用したいですが、この場合はフル充電後30時間の使用に加えて、ソーラー充電で18時間持続します。このモードでは、旧製品のInstinct Dual Powerとあまり差がないので、安く手に入れたい人はInstinct Dual Powerを選ぶのも良いでしょう。GPSって、電気食い虫なんですね。
Suicaが使えるようになった
Garmin のスマートウォッチでSuicaの使える機種が増えていますが、Instinct 2も使えるようになりました。ザックを背負っている時はスマートフォンをザックに入れている時が多いと思いますが、Suicaを使う時にザックを降ろしてスマートフォンを取り出すのは面倒です。そこでInstinct 2なら、腕を読み取り機にかざすだけで済みます。
GPSはソーラー発電では不十分?
今回のInstinct 2 Dual Powerは、登山でも十分バッテリーが持続する機種としておすすめです。ただし、充電の必要がないのは、GPSを使わない使用モードです。やはり、GPSを使うとなると充電が必要になります。
でも、Instinct2 Dual Powerを毎日のランニング用途で使おうとする人は少ないと思われます。恐らく、登山、釣り、サーフィンなどのアウトドアで使われることが多いので、出かける前後に充電すればいいだけでしょう。それなら、充電もそれほど苦ではありません。ようやく充電のルーチンから解放されたスマートウォッチが出たと言えるのではないでしょうか。
Instinct 2 Dual Powerの堅牢さは、MIL規格に準拠するなど保証済みです。タフな場面で使うスマートウォッチとして、Instinct2 Dual Powerをぜひ検討してみてください。