ついに心拍計測ができる「プロトレック スマート WSD-F21HR」 発売!

2020年11月10日

出典:カシオ(CASIO) 公式

CASIOプロトレック(ProTrek)の「Wear OS by Google」版である「プロトレック スマート」に、ついに心拍計測を搭載した「WSD-F21HR」が登場しました。プロトレックは主に登山で使用されますが、やっぱり心拍計が欲しいという要望が多かったのでしょう。今年初めに「WSD-F30」が出たのでしばらくは新製品がないだろうと思っていましたが、心拍計が付く「プロトレック スマート」が出たのは要望が多かったのだと思います。

型番は「F21」ということで「F30」の下位バージョンのようですが、実際はどうなのでしょうか。見て行きましょう。

「WSD-F21HR」は「WSD-F30」と機能があまり変わらない

「WSD-F30」と「WSD-F21HR」の機能の違いで気になった部分をピックアップしてみました。

 WSD-F21HRWSD-F30
ディスプレイカラー有機EL 320×300ドット
1.32インチ
カラー有機EL 390×390ドット
1.2インチ
本体サイズ61.7 × 57.7 × 16.8 mm60.5 × 53.8 × 14.9 mm
質量81 g (バンド含む)83 g (バンド含む)
Bluetooth4.24.1
充電時間2.5時間3時間
電池寿命20時間(GPS ON/心拍計測あり)1.5日 (GPS OFF 通常モード)

比較してみると、両者はほぼ同じ機能を持っています。ディスプレイは「WSD-F30」の方が解像度が高いですが、サイズは「WSD-F21HR」の方が大きいです。モノクロディスプレイを重ねて搭載しているのは同じです。

またバッテリー持続時間ですが、比較は難しいです。「WSD-F21HR」は、GPSがオンで心拍計測をした場合に20時間持ちます。対して「WSD-F30」は、GPSがオフでそれ以外は制限なしの場合、1.5日持ちます。「プロトレック スマート」は、有機ELとモノクロディスプレイが重ねて搭載されていて、うまく使い分けることにより省電力で運用できます。また、電池消費の元凶であるGPSも、適度にオンオフにすれば、バッテリー持続時間を長くできます。私が見た限り、両者のバッテリー持続時間は同じくらいだと思います。

このように「WSD-F21HR」は、下位機種というよりも「WSD-F30」の新製品と言えるくらいの機能を持つ魅力的な製品です。

YAMAPアプリを入れて山へ行こう!

出典:カシオ 公式

プロトレック スマートは「Wear OS by Google」で動作するので、汎用アプリを使えます。特にYAMAPアプリは、山行の地図を手軽に持ち歩けますから便利です。YAMAPアプリは、行動中にスマートフォンとBluetooth連携していなくても動作するので、スマートフォンに負荷を掛けないで済み、優れています。

また、自分でプログラムを作っちゃうのも良いのではないでしょうか。自分の作成したプログラムがスマートウォッチに表示されたら感動ものです。Android StudioがあればWear OSのプログラムが作成できます。

YAMAPではなくヤマレコ派の人は、ヤマレコのWear OS ウォッチ版もあります。

欠点が解消された「WSD-F21HR」は、登山に最適!

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登山では、心臓に大きな負担が掛かります。そして年齢と共に、心拍数を抑える必要が出てきます。登山をしていると、まだまだ昔と変わらない登山が出来ると思いがちです。特に、自分の体の衰えを認めたくないという気持ちが働いて、無理をしてしまいます。しかし50歳も過ぎたのであれば、心臓の状態をモニターしながら登山をしないと心疾患に繋がる恐れがあります。60歳だと心拍数は125回/分に抑えた方が良いそうです。※

そこで、今回の「WSD-F21HR」は最適なスマートウォッチの一つと言えるでしょう。確かに心拍数を測るだけなら1万円以下のスマートウォッチでもできますが、YAMAPアプリなどの地図表示アプリケーションは動きません。

また、他の「Wear OS by Google」で動くスマートウォッチでは、気圧センサーが付いていない場合が多いですし、モノクロディスプレイによる省電力が図られていません。登山用としては、従来の気圧や磁気、加速度、ジャイロなどのセンサーが付くプロトレックが良いでしょう。長年の実績による信頼性は抜群です。

心拍計測ができる「WSD-F21HR」を、ぜひ検討してください。

※個人差が大きいので、一概にそうだとは言い切れません。あくまでも参考値としてお考えください。