山菜採りに必要な道具をご紹介! ~ 春の恵みを頂こう!

2021年4月17日

ギョウジャニンニク

春の楽しみと言えば、山菜採りです。今回は、山菜採りで便利な道具(アイテム)をご紹介します。

山菜ナイフ

ホームセンターでは、山菜ナイフが各種売られています。しかしながら、刃体の長さが6センチメートルを超える刃物は、正当な理由がない限り所持が認められていません。確かに、山菜採り自体は正当な理由になるので問題ないのですが、車に積んだままにしておいて運悪く職務質問を受けた場合は、不正な所持になる可能性があります。

そのため、刃の長さが6cm以内で収まるナイフが良いでしょう。私の使っているナイフは生産中止になっているので、それに近いナイフを探してみました。紹介の商品は、刃が伸縮式で、本体から6cmほど出る、条件ギリギリかなという製品です。伸縮式は、折りたためないものやバタフライ式よりも経験上安全に感じます。

山菜採りでは斜面で滑って転ぶこともあるので、刃が短い方が良いです。例えば、ギョウジャニンニクウドを採るときでは、刃先が4~5cm程度がちょうど良く感じます。

クマよけグッズ

山菜採りで気を付けなければならないのが、クマの存在です。春に冬眠から覚めたクマは、少ない食べ物を貪欲に探しています。さらに、人間が探している山菜クマも大好物であることが多く、お互いが遭遇する可能性は高いです。

そのため、クマに人間の存在を知らせる必要があります。クマは基本的には人間を避けて行動するので、音で人間がいることを知らせます。(近年は通用しなくなってきている)

クマよけグッズは、以下の記事にて紹介しています。

携帯電話以外のGPS装置

山菜採りでの遭難が、毎年多く発生しています。内訳を見ると、怪我による遭難だけでなく、道迷いによる遭難も多いことが挙げられます。

確かに携帯電話の普及で、遭難者との連絡や位置確認ができるようになりました。しかし、バッテリーには限りがあり、切れてしまって連絡が取れなくなることも多いです。やはり、携帯電話は通話専用として残しておき、それ以外にGPS装置を用意しておくべきです。

GPS装置はログを取得しているので、ログを使って逆ルートでナビゲーションすれば、元の位置に戻れます

おすすめのGPS装置を2つ紹介します。

アウター

山菜採りクマが怖いことを紹介しましたが、遭う確率であれば、害虫による被害の方がずっと多いです。特に北海道ではマダニに刺される被害が多く、ライム病や命に関わる病気に感染することがあります

そのため、顔以外の肌を露出することは厳禁です。そして、仮にダニが体に付着しても滑って落ちるようなアウターが理想的です。

本当は透湿性に優れたアウターが理想的ですが、山菜取りではアウターがすぐ痛むので、安い製品の方が良いでしょう。

山菜バッグ

私は、採った山菜をビニール袋に入れます。それは通気性が良くないので理想的ではありませんが、ギョウジャニンニクのように強烈な匂いがする山菜を普通のバッグに入れたら、匂いが付いてたいへんです。

そこで、山菜専用バッグを使うのも良いでしょう。

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スパイク長靴

斜面で山菜を採るときは、足場のトラクションが大きくないと滑り落ちてしまいます。そこで、少し高価ですが、スパイク長靴をおすすめします。スパイク長靴は、文字通り足の裏にスパイクが付いた長靴です。

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最近は、残雪まじりの登山でもスパイク長靴を使う人が増えてきました。

軍手

山菜採りには、安くて数が多い軍手が一番です。近くのホームセンターで購入すると良いでしょう。

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カメラ

アズマイチゲ

山菜が採れる場所は、野花も多くあります。そのため写真を撮りたくなりますが、地面に咲く野花を撮影しようとすると、上から見下げた構図になりがちです。しかし、液晶パネルが可動式のデジタルカメラであれば、液晶パネルを寝かせることでカメラ本体を野花と水平に置くことができて便利です。

せっかくなので、撮像素子がフルサイズのカメラが良いでしょう。フルサイズでも軽量なSONY のα7Cがおすすめです。

山菜ならではの味わいを楽しもう!

山菜を食べると、味、香りが濃いことに気が付くでしょう。自然の山菜は、本来の味を楽しめます。栽培物ギョウジャニンニクウドミツバなどを食べても、本来の味や香りが抜けてしまっています。アクが抜けて万人向けだとも言えますが、何か物足りなさを感じます。やはり、本来の味わいを楽しみたいです。

また山菜取りは、季節を感じる風物詩でもあります。いろいろな山菜を採って、季節の移り変わりを感じることが楽しいです。みなさんも、機会があれば山菜取りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

山菜採りに関しては、私の別サイト「Wildflower 北海道」で詳しく紹介しています。よろしければどうぞ。