クマに襲われないために ~ クマよけグッズをご紹介!

2020年10月2日

MammiyaによるPixabayからの画像

近年はクマに襲われる被害が目立ってきました。クマは人間よりもはるかに強い力を持ち、走る速度や木登りも人間より優れています。

そのため、クマに会わないように心掛ける必要があります。しかし、登山や釣り、観光などで山に入る機会があります。そのような時、クマとの遭遇が考えられます。

そこで、クマに遭わないためのアイテムや、遭ってしまった場合に効果的なアイテムをご紹介します。

※2023年はヒグマの被害が急増しています。また、市街地での出没が頻繁に起こっています。ぜひ、参考にして対策を取ってください。

個人的なクマとの遭遇経験

私は長らく登山をしてきましたし(今はほとんど引退)、渓流釣り山菜採りは今でも続けています。当然、クマ(北海道なのでヒグマ)の生活圏に入り込んでいます。

しかし、私は一度も直接ヒグマを見ていません。基本的に、ヒグマは人が来ると避ける行動を取ります。ある山で、進む先の登山道にヒグマがいたと思われる時がありましたが、笹薮に逃げ込んで行きました。登山道には直前に済ませたフンがあったので、その時はさすがに緊張しましたが、ヒグマの方から逃げていきました

そして、今までヒグマの足跡フン数えきれないほど見てきていますが、遭ったことはありません。ただ、動物が周りの茂みを掻き分ける音を聞いたことは、少なからずあります。そういう時、シカの場合はすぐ分かりますが、タヌキの時は姿を確認するまでは緊張します。そして、ヒグマではと思う時もあります。でも、気づかぬふりをして通り過ぎることで、遭わないで済んでいます。

このようにヒグマは人を避けるので、遭わないように人の存在を知らせる必要があります。それには、クマ鈴、ホイッスル、爆竹などが効果的です。

釣り人がヒグマに襲われる

2023年5月に幌加内町朱鞠内湖で釣りをしていた釣り人ヒグマに襲われ命を落としました。他にも釣り人が襲われる被害が複数出ています。もう昔とは違い、ヒグマは人を襲う動物だと認識する必要がありそうです。クマ撃退スプレー必需品と言えそうです。

ついに登山者にも犠牲者が

2023年10月29日に道南の大千軒岳に登った登山者が、ヒグマの犠牲になりました。その2日後に登った3人組の消防隊員の登山者は、ヒグマに襲われた際にナイフで反撃して撃退に成功しました。もう、ホイッスルなどで警告しても襲われる時代がやってきました※。クマ撃退スプレーナイフの持参が必要です。

※鈴やホイッスルで警告しても襲われる時は、一度人を襲った個体である場合や、自分の隠した獲物を盗まれると判断した場合など、理由があるようです。決して、鈴やホイッスル、爆竹が有効でないというわけではありません。対応はその時々で変わります。難しいですね。

クマ鈴

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クマ鈴は、クマよけの必需品です。絶対に使ってください。できるだけ音が遠くへ響くような鈴が良いでしょう。また、低音や中音、高音が出る異なる鈴を同時に使うこともおすすめです。

そして、クマ鈴を使うことは、他の人が近づいてきたことも分かります。いきなり他の人と出くわすとお互い驚きますから、クマ鈴でお互いの存在を知らせる必要があるのです。また、登山道ではすれ違いが難しい場所もあるので、交差できる場所で待機することに役立ちます。

クマ鈴は日本国内で有効です。外国で家畜に鈴を付けるような国では逆効果になりますから注意してください。

ホイッスル

クマ鈴はどちらかというと心地良い音ですが、ホイッスルは警告音で森に響き渡ります。クマの新しいフンや足跡を見つけた時は、ホイッスルで警告すると良いでしょう。

爆竹

山深い場所で釣りを始める時は、爆竹を鳴らして人が入りますよと知らせると良いでしょう。川では鈴の音が消されてしまい、クマとばったり遭ってしまう場合があるからです。

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爆竹は、百均やホームセンターなどで手に入るでしょう。使った後のゴミは必ず持ち帰りましょう。

クマ撃退スプレー

不幸にもクマと接近遭遇をしてしまった場合は、にらみ合いをするしかありません。間違っても逃げてはいけません。背中を見せることは負けを意味するので、襲われます。

そしてクマが向かってきたら、最後から一つ手前の手段である「クマ撃退スプレー」を使います。これは強力な催涙スプレーなのでクマにも有効です。でも、自分にも風向きによってはかかるので、注意が必要です。

2023年も、クマ撃退スプレーが有効になった事例がありました。今、一番有効な製品と言えそうです。

クマ撃退スプレーには、使用期限があります。上の紹介している製品では4年ほどの使用期限ですが、製造から時間が経っていると、使用できる期間が短くなります。この点は注意が必要で、Amazonでなら、一か月にXXX売れましたという製品を選ぶと良いでしょう。

最後に襲われてしまった時ですが、これは戦うしかありません。勝ち目は薄くても、手に何か持っていたらそれで応戦してください。戦うことで命を落とさずに済んだ人も少なからずいます。

ナイフ

商品は紹介しませんが、ナイフの携帯も必要と思われます。実際に襲われてしまった場合に、抵抗する武器がなければ、まず助かりません。ヒグマと格闘して勝てる可能性は低いですが、ないよりはましです。そういう時代になってしまったのではと思います。

ただし、ナイフ銃刀法違反の対象(刃渡り6cm以上)になりますから、車に載せたままにはしないでください。もし、職務質問を受けた時にナイフが見つかると、やっかいです。必要とする時以外は持ち歩かないように、扱いに注意しましょう。

クマとの共存を図って欲しい

skeezeによるPixabayからの画像

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最近は市街地でもクマの出没が相次ぎ、駆除を求める声が大きくなっています。しかし、国土の開発がこれだけ進んだ日本にクマが生息していること自体が奇跡です。この自然を残すことが大事です。

クマが人里に現れるようになった大きな理由の一つに、過疎化による放置された土地が増えたことがあります。今までは草刈りが行われて人の住むエリアがはっきりと区別されていたのに、最近は放置された土地が増えてクマが森から降りてきています。

まずは人とクマの住む境界を明確化することが大事です。そして人がクマの領域に入る場合は、クマに人の存在をはっきり気付かせることが大事です。

特に山菜取りでは目的が同じなため、危険が大きいです。クマの痕跡がある場合は、山菜取りをすっぱりと中止しましょう。

私の望みですが、人とクマが共存していく社会はできないものかと思います。今後の推移を見守りたいと思います。