タフネスが売りのGarmin Instinctから2つの派生モデル登場!

2020年7月1日

出典:Garmin(ガーミン) 公式

軍用にも耐えられるほどの頑丈さが売りのスマートウォッチ「Garmin Instinct」に、2つの新しいモデルが発売されました。それが「Instinct Tide」と「Instinct Tactical」で、無印のInstinctと基本的な性能は変わりませんが、特化した機能が備わることで、より専門的な製品に仕上がっています。

Garmin Instinctの基本性能

Garmin Instinctは、堅牢さを重視したスマートウォッチです。基本的な仕様は以下のとおりです。

  • アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠の耐久性
  • 衛星測位システムは、GPS、GLONASS、みちびき、Galileoに対応
  • 3軸電子コンパスと気圧センサーでGPS測位を補完
  • 光学式心拍計搭載
  • スマートフォンアプリ「GarminConnect」を使って、オンラインフィットネスコミュニティへ自動アップロード

Instinctは独自OSを使っていてWear OSではないので、YAMAPアプリなどは動かせません。しかし独自のスポーツアプリを搭載しており、モニタリングに不自由することはないでしょう。

この基本性能に機能を追加した製品が「Instinct Tide」と「Instinct Tactical」になります。それぞれ見て行きましょう。

Instinct Tide


出典:Garmin 公式

潮の満ち引きをグラフ化して表示する機能が付いています(スマートフォン連携要)。釣りやサーフィンに役立つでしょう。Garminの古いGPSにも釣りに適した時間を表示する機能がありましたが、こちらはネット環境を通じて正確な満ち引きを表示してくれます。

潮の満ち引き機能以外は無印と特に変わりがありません。釣りであればスマートフォンによる確認で十分な気もするので、サーフィン用としての利用に優れているでしょう。

Instinct Tactical

こちらは、スカイダイビングをする人や、過酷なアウトドアスポーツをする人などに向いた、より信頼性を高めたモデルです。主な機能を以下に示します。

  • ジャンプマスター機能(スカイダイビング中の状況確認)
  • ナイトビジョン機能(暗視ゴーグルでも見やすい輝度に設定できる)
  • ステルスモード機能(通信機能を停止して漏洩を防ぐ)
  • デュアルポジションフォーマット機能(より正確な緯度経度を取得できる)

このように、一般的な登山者にはオーバースペックとも思える機能が搭載されています。

オーバースペック気味だが価格は安くてお買い得!

Garmin Instinctは、軍用も視野に入るほどの信頼性を追求したスマートウォッチです。そのため、夏山しか登らない登山者にはオーバースペック気味なスマートウォッチですが、選ぶのに十分な理由があります。

それは、これだけの信頼性を追求したモデルなのに、3万円台で購入できるからです。心拍計が付いてこの価格であれば、高いどころか安くてお買い得感すらあります。確かにWear OSではなくて時計側の表示は限定されるかもしれませんが、Garmin Connectを使うことによりスマートフォン側で様々な処理ができます。

ただし、バッテリー持続がGPS有効で最大14時間であるところは変わりなく、少し残念です。これはスマートウォッチの宿命なので、運用を工夫してバッテリー切れを防ぎましょう。

今回の2製品は用途に特化しているので、一般には無印で十分だと思います。価格も若干安いので、無印も十分におすすめです。