ソニー α7 III ~フルサイズミラーレス一眼カメラの一番人気機 ~
出典:SONY(ソニー) 公式
ミラーレス一眼カメラが主流になってきた今日ですが、フルサイズのミラーレス一眼カメラはまだまだ高価でシェアが低い状態です。しかし、今後はエントリー機からフルサイズの時代が来るかもしれません。そんな時代の先取りという意味からも、今からフルサイズ一眼カメラを購入するのも良いでしょう。
現状(2019年7月)では、ソニー製のフルサイズミラーレス一眼カメラが最大のシェアを持っています。そして、その中でもコストパフォーマンスに優れる「α7 III」が一番人気です。そこで今回は、α7 IIIをご紹介しましょう。
α7 IIIのスペック
ソニーのフルサイズのミラーレス一眼カメラであるα7シリーズは、ハイアマチュアをターゲットにしたコストパフォーマンスに優れた製品です。上位機種のα7R IIIと、ライバル機の「ニコン Z6」、「キヤノン EOS-R」を比較してみます。
α7 III | α7R III | Z6 | EOS-R | |
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有効画素数 | 約2420万画素 | 約4240万画素 | 2450万画素 | 約3030万画素 |
フォーカスエリア | ワイド(693点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式)) | ワイド(399点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式)) | 273点 | 最大5655ポジション |
ISO感度 | ISO100~51200 | ISO100~32000 | ISO100~51200 | ISO100~40000 |
動画記録画素数 | 3840 x 2160(30p) | 3840×2160(30p/24p) | 3840×2160(4K_UHD):30p/25p/24p | 4K(29.97p/25.00p/24.00p/23.98p) |
手振れ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | なし |
液晶モニタ | 3.0型約92万画素 | 3.0型約144万画素 | 3.2型210万画素 | 3.15型約210万画素(バリアングル) |
EVF | 約236万画素 | 約369万画素 | 約369万画素 | 約369万画素 |
重量 | 約565g | 約572g | 約585g | 約580g |
マウント | Eマウント | Eマウント | Z マウント | RFマウント |
スペック的には、価格相応の機能があるといった感じです。メーカーごとに一長一短がありますが、ほぼ横並びといったところでしょう。
しかし、オートフォーカスの速さ、正確さ、追従性などの数字として表れない部分は、ソニーの方が技術的蓄積があり、優れているという意見が多いです。
αはレンズが豊富
出典:SONY 公式
フルサイズのミラーレス一眼カメラでαがリードしている一番の理由は、レンズ資産が豊富であることでしょう。ニコン(Nikon)やキヤノン(Canon)は新しいマウントを採用したため、専用レンズがまだまだ揃っていません。もちろん、一眼レフのレンズ資産が両社は豊富ですが、テレコンバーターを間にはめないと使えません。ソニーのレンズが優位である状況は、しばらくは続きそうです。
初めてのミラーレス一眼カメラの購入者におすすめ
今のミラーレスは、自分が考えていたよりもはるかに性能が良くなっていて、大きくて重い一眼フルサイズよりも魅力を感じました。そして、実際に使うまでは「そんなにきれいに撮れるのか?」と半信半疑でしたが、昼間・夜・ミクロ・鳥のそれぞれ撮影をしてみましたが、文句なしです!昼間の撮影では、曇っていたのですが普通に撮ってみると色彩感がすごく良くて感動しました。夜の撮影は、フラッシュなしでもすごくきれいな風景が撮れました!
この商品は値段以上の価値はあると思います。
良い写真を撮りたいのでミラーレス一眼カメラを持ちたいという方も多いと思います。そして、多少高価でも機能が優れていて長く使える製品が良いという場合もあるでしょう。その要望を叶えてくれるカメラがα7 IIIです。
キヤノンやニコンのミラーレス一眼も良いのですが、まだ歴史が浅い分、ハイアマチュア以上の人以外には使いづらい部分があると思います。
今や誰でも個人で楽しむのに十分なクオリティの写真が撮れるようになりました。しかし画像ファイルを100%表示で見ると、ピントが合っていなかったり、ブレていたりとアラが見えてきます。フォトストックに登録しても恥ずかしくないような写真を撮りたい場合に、ぜひα7 IIIを使ってみてください。