自宅で健康診断できる!DEMECALのご紹介
自営業をしていると、簡単な健康診断以外は受けていないという人もいらっしゃると思います。しかし、ガンなどの重い病気の検査を受けておかないと、症状が出た時には進行した状態になってしまいます。早期発見すれば治る確率は高いですから、ぜひ検査を受けておきたいです。
しかし、検査を受けに行く時間がない、または胃カメラなどの内視鏡検査が苦手という方もいらっしゃるでしょう。そこで、自宅に居ながら検査を受けられる、郵送検査キットのDEMECALを紹介します。
少量の血液を採取して郵送するDEMECALはお手軽でおすすめ!
出典:株式会社リージャー 公式
DEMECALは、指に傷をつけて少量の血液を採取し、郵送する検査キットです。送られてくるキットの中には、指に一瞬だけ針を刺して傷をつける「ランセット」が付いています。
ランセットを指に当てて押すと、針が一瞬だけ出て指を傷つけます。そして、小豆大ほどの血液が出てきたら吸引器で採取して、ボトルに入れて密封し、検査施設へ郵送します。
その結果は、電子メールか郵送で通知されます。これであれば、自宅にいても手軽に病気の検査ができます。最近はいろいろな検査キットが出てきましたが、私は昔からDEMECALを利用しています。そのDEMECALの中でも、おすすめの検査キットを紹介します。
胃がんリスクチェックABC分類
健康診断の中で嫌な検査の一つに胃の検査があります。胃カメラの検査を受けると、どうしてもむせ返ってしまって苦手な人も多いでしょう。私も鼻からの胃カメラでも反応してしまうので苦手です。
また、バリウムによるX線検査は、被爆量が大きい問題があります。そして、胃カメラに比べて見逃しが多いです。やはり胃カメラが良いのですが、内視鏡は使いまわしをする関係で、殺菌が不完全でピロリ菌を移されてしまう危険もあります。
そこで、検査しないよりはした方がいいので、ペプシノゲンによる検査がおすすめです。ペプシノゲン検査は、血液を検査することで胃の萎縮度を測り、胃がんのリスクを割り出します。疑いなしであれば良いですが、疑いがある場合は胃カメラによる精密な検査が必要です。
私は今まで疑いになったことはありませんが、もし疑いがあるとなっても胃ガンであるという訳ではありません。また疑いなしでも胃がんでないとは言い切れません。あくまでも参考値であるということです。
それでもお手軽に検査ができるので、おすすめです。このキットでは、ピロリ菌の検査も同時にできます。陽性の場合は病院へ行き、必要であれば除菌をすると良いでしょう。
p53抗体検査 がんリスクチェッカー
あらゆるガンが血液検査で調べられたらと誰もが思うことでしょう。それが実現される時代がやってきそうですが、まだ待たなければなりません。現時点では、ガンが進んだ状態でないと陽性にならないことが多い腫瘍マーカーがあるだけです。
しかし、従来よりも早期で分かることがあるp53抗体検査が出てきました。これを使えば、早期の大腸ガンや食道ガンの検出ができる場合があるとのことです。ガンの判断材料の一つとして有効でしょう。
キットには、前立腺ガンを検査するPSA検査も含まれています。PSA検査は、現時点でも精度が高いので、ぜひ受けておきたい検査です。
郵送キットで手軽に検査を受けよう!
nanairo125さんによる写真ACからの写真
今回ご紹介した検査キットで陽性になったからと言って、必ずしも病気になったという訳ではありません。あくまでも、疑いがあるという指標です。もし陽性になったら、病院で精密検査を受けましょう。
早期に病気が見つかれば、高い確率で治る時代です。今回の検査を受けても、X線の被爆や病原菌が移ることもありません。1年に1度くらいの間隔で検査を受ければ、より早期発見の手助けになるでしょう。