デジタル一眼カメラを買うなら?

2018年11月10日

デジタル一眼カメラを購入する場合、どういう選び方をすれば良いのでしょうか。kunimiyasoftでは、3つの購入パターンで選び方を紹介します。

家族の写真を撮りたい!

子供のイベントや家族旅行など、家族を主体とした写真を撮る場合は、ミラーレス一眼カメラのダブルズームキットがおすすめです。

レンズは広角から標準域をカバーする1本と、標準域から望遠域をカバーする1本が付きます。これら2本があれば、撮りたい被写体の大部分に対応できるでしょう。

Canon EOS kiss M ダブルズームキット


出典:キヤノン公式

キヤノンのミラーレス一眼ダブルズームキットです。一眼レフのEOS kiss X9も非常に軽いですが、ミラーレス一眼のkiss Mはさらに軽く、小さいです。

一般の人がカメラを使う場合、一眼レフでは少し大きくて重すぎます。よって、EOS kiss Mが最適です。

また、EOS Kiss Mは入門機でありながら電子ビューファインダーが省略されていません。ファインダーは、撮影範囲や構図、ピント合わせ、手振れを防ぐことができるので欠かせない装備です。入門機とは言っても、必要なものは省かないキヤノンならではのカメラです。

コンパクトで高性能です。私は、カワセミを撮影していますが、連写で、シャツター速度優先1000分の1で撮影していますが、被写体が小さく別にEFレンズを購入70から300ミリブレ防止機能付き2型を購入しました。手持ち撮影しております。全くぶれません

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他の人にも見てもらいたい!

ブログやSNS、フォトストックに投稿して、他の人にも撮った写真を見てもらいたい場合は、ダブルズームキットのデジタル一眼カメラと一緒に、単焦点の300mmレンズを購入することをおすすめします。

キット付属のレンズでも十分にクオリティの高い写真が撮れます。しかし、キット付属レンズの性能を最大限に引き出しても不満があるのなら、違うレンズを使ってみましょう。

特に超望遠で撮る場合は、暗くてシャッターが押せない場面が出てきます。そして写真のボケやキレなどで比較すると、明らかにキットレンズよりも単焦点の望遠レンズが優れています。そこで、単焦点の300mmレンズをおすすめします。

Canon EOS kiss X9 ダブルズームキット


出典:キヤノン公式

EOS kiss X9は、最初に紹介したEOS kiss Mの一眼レフ版です。何故一眼レフ版が良いかと言うと、フルサイズ一眼レフ用のレンズをそのまま使えるからです。kiss M(EF-Mマウント)でEFレンズ(EFマウント)を使おうとすると、マウントコンバーターが必要です。

もちろん、中級機やフルサイズ機の方が性能は良いですが、X9はミラーレス並みに軽量であることから私はおすすめします。高級レンズが使えれば、X9だろうがEOS 5や1であろうが出来上がりは大して変わりません(X9はAPS-Cなので、焦点距離が大きくなってしまいますが)。

X9は最後の一眼レフのkissになるかもしれません。ここでの紹介がミラーレス機に置き換わるのも、そう遠くはないかもしれませんね。

恐ろしいほど画質が良く、さすが一眼レフという感じ。
背景ボケした写真なんか撮ったらそれはもう気分はプロww
コツ掴んで沢山練習すればもっと良く撮れると思う。「初の一眼レフ買おうかなあぁぁぁ」って人はコイツを買えばまず大丈夫!センス無い人も撮ってるうちに養われるはずw
これ買えば文句無し

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EF300mm F4L IS USM


出典:キヤノン公式

フルサイズ用の300mm望遠レンズです。ダブルズームキットよりも高いですが、300mm前後の高性能レンズ(Lレンズ)を持っておくと、幸福になれます。

明るくてシャッターが切れやすいため撮影が快適で、ボケの美しさに感動すると思います。これだけは奮発して購入すると良いでしょう。

このクラスのズームレンズは重すぎます。
2Kgなど、とてもじゃないが持てません。
その点これなら軽くて持ち運びが可能。
その上、描写もシャープで満足できます。

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Canon EOS kiss X10

※価格がこなれてきたら、X9と入れ替えます。

X9が最後のkissの一眼レフかと思っていましたが、こんなに早くX10が出てきました。外見はほとんど変わらずで、ちょっとだけ軽くなっています。そして光学ファインダーでの撮影は性能がほとんど変わっていませんが、ライブビューを使う撮影は性能アップが図られています。

ライブビューでは、143点の測距エリアを持ち、瞳AFにも対応しました。1点AFを選択すると、最大3975ポジションから選択が可能です。光学ファインダーでは9点しかないので、ライブビューが活躍しそうです。(と言っても、9点が少なくて選びやすいと感じます)

もはやEVFがないミラーレス一眼という感じですが、EFレンズが使えるのは大きな強みです。これを一眼レフ最終機として購入も良さそうです。

プロ並みの写真を撮りたい

今までハイアマチュア以上のカメラユーザーは、フルサイズの一眼レフを使用してきました。しかし2018年からは、ミラーレス一眼に乗り換える人が多くなりそうです。

ミラーレス一眼にフルサイズを採用したのはSONYですが、Nikonやキヤノン、パナソニックなどが参入してきました。まだシェア争いは始まったばかりですが、2019年からはデジタル一眼の主流となりそうです。

Canon EOS R


出典:キヤノン公式

カメラ最大手のキヤノンから、ついにフルサイズのミラーレス一眼が発売されました。EOS Rは、RFマウントを採用した新しいデジタルカメラです。口径はEFマウントと同じなのですが、やはりマウントを変えてきました。

最初は中級機で登場しましたが、これからは高級機も出てくると思います。入門機はどうなるのか良く分かりません(※EOS-RPが出てきました)。

EVFのおかげで、暗い被写体もはっきり確認できます。これからは、ハイアマチュア以上の人で良い写真を撮りたい時には、ミラーレス一眼の選択が良さそうです。

また、私は鉄道の写真を撮影するのですが、AIサーボでの動体追尾性能が本当に素晴らしい。例えば画面の右上から左下まで走り抜けていく列車を撮影しても、それを確実に追い続けてくれます。
動体へのピント合わせに関しては間違いなく1DMK4を超えたと言えます。

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