北海道の冬の朝にジャンプスターターは有効か?
自分の車のバッテリーが弱くなっていることは承知していたのですが、ジャンプスターターを使ってみたくて放置していました。そして先日、氷点下18度近くまで下がってエンジンが掛からなくなりました。この程度の気温でエンジンが掛からないとは思ってもいなかったのですが、ジャンプスターターを使ってみることにしました。
ジャンプスターターを接続する
バッテリーとジャンプスターターを接続ケーブルで繋ぎます。ケーブル上にあるインジケーターが緑になれば、準備完了です。
エンジンを掛けてみる
エンジンを掛けてみますが、全然掛かりません。ジャンプスターターの容量を表すランプは4つで、ほぼ満タン状態のはずですが。
やはり寒いと効果が期待できないのではないでしょうか。レビューを見ると抜群の効果があるように見えるジャンプスターターですが、極寒の地では期待どおりにはならないようです。
プラグが壊れる
その後、一度バッテリーからプラグを外そうと握った瞬間に割れました。どういうこと?特別な力を入れた訳ではないのに、寒さのせいでしょうか。
すっかり、やる気をなくして、次の日にバッテリーを購入してきて交換しました。
ジャンプスターターは、モバイルバッテリーとして使えることが唯一の救いと言えます。しかし、がっかりですね。
自分でバッテリーを交換しよう!
交換したバッテリーは、車に指定されたものより少しだけ容量の大きい製品を選びました。交換は簡単ですが、最近の電子制御だらけの車の場合は注意が必要です。必ずマニュアルを読んで、正しい交換方法で作業しましょう。
ジャンプスターターは信頼性で選ぶ?
今回の件もあって、信頼性の高いジャンプスターターが必要なのかなと思いました。紹介のジャンプスターターは、今回使ったジャンプスターターよりも少し容量が大きい日立の製品ですが、値段は桁違いです。それでも信頼性とアフターサービスを考えれば、こういう製品が良いでしょう。
寒冷地ではバッテリーチェックを小まめにしよう!
今回、ジャンプスターターがあれば解決できると安易に考えていたことが、あだになりました。今回は家で起きたことなので問題は少なくて済みましたが、人のいない山奥でエンジンが掛からない場合であれば、危険な状況に置かれます。
そのため北海道などの寒冷地では、バッテリーチェックを小まめに行って、エンジンが掛からないことを防ぎましょう。