マウントアダプターを使ってRaspberry Piで一眼レンズを使おう!

2020年5月11日


出典:RASPBERRY PI FOUNDATION 公式

2020年4月30日に、ラズベリーパイ財団から「Raspberry Pi High Quality Camera」が発表されました。これは、「C / CSマウント」のレンズを装着できる新しいカメラユニットです。「Raspberry Pi High Quality Camera」を使えば、撮った写真がコンデジ並みになるだけでなく、CマウントやCSマウントの豊富なレンズを使用できます。

しかし、「C / CSマウント」は主に監視カメラなどに使われるマウントです。できればカメラメーカーの一眼用レンズを使いたいところです。そこで、各メーカーのマウントをCマウントに変換するマウントアダプターを使うという手があります。

今回は、主なカメラメーカーに対応するマウントアダプターを探してみました。

※1 今回の記事は、オフィシャルサイトの記事と連動しています。

Raspberry Pi High Quality Camera ~ ラズベリーパイがミラーレス一眼カメラに?

※2 あくまでもカタログを元に選びました。実際に「Raspberry Pi High Quality Camera」へ装着した時に不具合が生じるかどうかは分かりませんのでご了承ください。

キヤノンEFマウントをCマウントへ変換

キヤノン(Canon)の一眼レフ用マウントであるEFマウントをCマウントへ変換するマウントアダプターです。一眼レフのEOSをお使いの人は、ぜひ使ってみてください。

ニコン FマウントをCマウントへ変換

ニコン(Nikon)の一眼レフ用マウントであるFマウントをCマウントへ変換するマウントアダプターです。

マウントアダプター価格でCマウントレンズを購入する

一眼レンズは、撮像素子がフルサイズやAPS-Cであるカメラ用に作ってあるので、「1/2.3インチ」の撮像素子を持つ「Raspberry Pi High Quality Camera」で使うと、焦点距離が何倍にもなってしまいます。そのため、Cマウント用のレンズを揃えることも必要でしょう。

上で紹介の製品は、ズームなので使い勝手が良いです。Cマウントのレンズは安いものが多いので、いろいろ試してみると良いでしょう。

カメラの自作を楽しんでみよう!

出典:RASPBERRY PI FOUNDATION 公式 純正望遠レンズ

Raspberry Pi High Quality Camera」はカメラユニットに過ぎないため、ラズベリーパイにシャッターを付けたり、液晶モニタを接続したり、ソフトウェアを用意したりと、準備がたいへんです。しかし自分の好みで自由に作れるため、自作カメラに最適でしょう。

3Dプリンタで、カメラの筐体を作成するのも楽しそうです。ぜひ、ラズベリーパイでの自作カメラに挑戦してみてください。