Android スマートフォン購入の注意事項2023 ~ スマホ用電子証明書が使えるか?
Android スマートフォンの購入を考えていますが、2023年において注意したい機能についてご紹介します。
動画の視聴やカメラ機能は問題ない
ローエンド機においても動画の視聴やカメラ機能で不満を持つ人は少ないでしょう。それは、ローエンド機でも既に十分な性能を持っているので、写真、動画を営利目的で投稿したい場合やゲームといった高性能を要求しない限り問題は起こらないからです。
それよりも、ある機能が付いているかが問題です。
NFCが搭載されていることを十分確認しよう
購入するスマートフォンに、ぜひとも必要な機能はNFCです。これは、近距離無線通信の規格で、キャッシュレス決済や周辺機器との通信などに使われます。
そして、NFCにも規格があり、Type-A/B/Fという種類があります。今、私が使っているスマートフォンは、Type-A/Bに対応した製品です。これでもマイナンバーカードの読み取りができるので、マイナポータルを通した各種手続きがスマートフォンでできます。
しかしながら、マイナンバーカードを必要とせずにスマートフォンだけで各種手続きができる仕組みが今後増えてきます。例えば、健康保険証をマイナンバーカードでというのがありますが、マイナンバーカードを個人的には持ち運びしたくありません。そこで、スマートフォンがマイナンバーカード(保険証)の代わりになれば、マイナンバーカードは家に保管しておけます。(2024年4月頃提供予定)
このような、マイナンバーカードを必要とせずにスマートフォンだけでも済むようにするには「スマホ用電子証明書」を取得する必要があり、スマートフォンに「おサイフケータイアプリ」がインストールされている必要があります。そのおサイフケータイアプリはNFC Type-F(FeliCa)を使います。
そのため、Android スマートフォン購入では、NFC Type-Fを搭載した機種を選択しましょう。意外と、ローエンド機には搭載されていないことが多いです。
スマホ用電子証明書に対応する機種について、一覧が用意されています。
ここに掲載されているスマートフォンを購入するようにしましょう。
それでは、コストパフォーマンスに優れたNFC Type-F対応のスマートフォンをご紹介します。
※スマートフォンにNFC Type–Fが搭載されていても、お使いのキャリアなどの条件でスマホ用電子証明書が取得できない場合があるかもしれません。十分確認の上、購入することをおすすめします。
Google Pixel 7
近年は、Google純正のPixelがシェアを伸ばしています。OS開発元のスマートフォンですから、一番信頼性が高いことは間違いありません。若干価格が高めでもiPhoneから比べれば十分にコストパフォーマンスが良いです。
OPPO Reno7A
コストパフォーマンスに優れるOPPOのスマートフォンです。OPPOにはさらに安いスマートフォンのラインナップがあるのですが、NFC Type-Fが搭載されません。こちらがおすすめです。
シャオミ Redmi Note 11 Pro
スマートウォッチも大人気なシャオミのスマートフォンです。ProではないRedmi Note 11もありますが、NFC Type-Fが搭載されていません。こちらがおすすめです。
結局、これを買いました
結局、Redmi Note 11 Pro 5Gを購入しました。Androidのバージョンを13までアップデートできました。おおむね、いい感じです。自作アプリケーションの動作確認にAndroid 13が使えることは大助かりです。
Xperia Ace III
通話、メール、SNSができれば十分という人におすすめの機種です。ディスプレイサイズが小さく、カメラ機能も最小限ですが、バッテリー持ちが良く、仕事用に適しているでしょう。
5Gとおサイフケータイにも対応しています。サブ機としては最強ではないでしょうか。
Androidスマートフォンはコストパフォーマンスに優れておすすめ
Android スマートフォンは分かりづらくて購入をためらっている方も多いと思います。今回のNFC機能について調べてみても、機種の多いAndroidスマートフォンでは時間がかかりました。確かにiPhoneを買っておけば間違いないかもしれません。しかしながら、コストパフォーマンスを考えると、圧倒的にAndroidスマートフォンが優れていると思います。
皆さんも、Android スマートフォンを活用してみてください。