PENTAX WG-1000 とWG-8 ~ 釣りや登山などのアウトドアで最適なカメラ

出典:Amazon

一眼レフに特化したり、フィルムカメラを出すなど、PENTAXが頑張っています。そして2024年、防塵・防滴、耐衝撃に優れたコンパクトデジタルカメラ、WG-1000とWG-8が発売されました。

私は釣りでスマートフォンと一眼カメラを使用していますが、スマートフォンは落として紛失や破損が怖いですし、一眼カメラは重いし取り扱いに不便です。そこで新しい防水デジカメが欲しいと考えている矢先に、PENTAXの防水カメラが出てきました。さて、どんなカメラなのでしょうか。

スペック

WG-1000 WG-8
撮像素子 1/2.3型 CMOS 1/2.3型 CMOS
画素数 約1635万画素 約2000万画素
手ぶれ補正 電子式 電子式手ぶれ補正
高感度モードで手振れ軽減
液晶モニター 2.7型 約23万ドットLCD 3.0型(アスペクト比3:2) 約104万ドットLCD
光学ズーム 4倍 5倍
焦点距離(35mm換算) 約27~108mm 約28~140mm
F値 F3.0(W)~F6.6(T) F3.5(W)~F5.5(T)
シャッター速度 1/2000~4秒 1/4000~1/4秒
動画 FHD 30fps 4K 30fps
ISO 100~3200 125~6400
防塵・防滴
GPS / 電子コンパス
USB USB2.0(Type-C) USB3.0(Type-C)
サイズ 116(W) × 68.5(H) × 50.5 (D)mm 118.2(W) × 65.5(H) × 33.1 (D)mm
重さ 220 g (電池とカードを含む) 242g (電池とカードを含む)
Wi-Fi / Bluetooth

防水カメラとして購入するのですから、スペックはある程度妥協できます。しかしながら、2機種ともWi-FiとBluetoothに対応していないのが、ちょっと残念です。画像ファイルの受け渡しはUSB経由でも良いのですが、スマートフォン側アプリケーションによる、リモートライブビュー(シャッター)機能を使いたいのです。これは私の使い方であって、大した問題ではないのかもしれません。

その他、WG-1000は廉価版ですから、WG-8よりもスペックが劣る点が多いです。その大部分は妥協できるのですが、高山植物などのマクロ撮影を考えるのであれば、ISOが3200止まりでリングライトがないWG-1000は候補から外れるかもしれません。

また、WG-1000の液晶パネルが23万ドットなのは、少々物足りなさを感じます。ファインダーがないのですから、液晶パネルはもう少し解像度が欲しいです。

このスタイルで最新機能が入っているだけでいいんですけどね

と、不満点を出しましたが、私の釣りにおける写真クオリティーで考えるとしたら、十分です。それは以前、PENTAX W60を使っており、不満点と言えば操作のレスポンスが遅いことでした。それらはすでに解決されており、個人的な釣りの記録やSNSでの使用には何ら問題ないレベルとなっています。(SNSへ直接アップロードはできないけれども)

ライバルとの競争について

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PENTAX WG-1000とWG-8のライバルに、OM SYSTEM TG-7 Toughがあります。残念ながら、トータル的な完成度としてはTG-7 Toughの方に分がありそうです。しかしながら、価格が安いWG-1000で気軽に使いたい場合や、リングライトは譲れないからWG-8を選ぶといったことがありそうです。特に、WG-1000のデザインは、個人的に気に入ってます。

やっぱりネットワークが欲しい。BluetoothでなくWi-Fiでいいです。ネットワークを用意しておいて、あとはAPI(SDK)をオープンにしておくので作りたい人は作ってなんてスタンスでもいいです。(PENTAX 一眼レフには用意されている)

カメラのUIを自由に作成できたら面白いですね。少し脱線してしまいましたが、開発凍結にはならないで欲しいですし、新しい方向性が生まれて欲しいと思います。Arduino IDEでプログラムができるカメラなんて出てこないでしょうかねえ。