初心者DIY ~ 必要な道具をご紹介!
市販品にはない、ちょっとしたテーブルや台、箱などが欲しいときは、DIYがおすすめです。DIYを行えば希望通りのサイズで作成できますし、完成後の愛着も一際大きくなります。そして、自分のDIYスキルがさらに上昇すれば、より大きな家具だって作れるようになります。
しかしながら、DIYの経験がない場合、何から揃えたら良いのでしょうか。今回は、私を含めた初心者が、木材を使ってDIYをする際に必要な道具をご紹介します。
使う木材について
木材には多くの種類がありますが、重要なものとして角材と1×4材があります。角材は、4.5×3cm、4×4cm、4×3cmなどがあり、骨組みに使います。そして1×4材は、幅89mmで厚さが19mm程度の板であり、面を構成する部分に使います。また、強度が必要な部分には、2×4材を使います。これは、1×4材の厚さの約2倍です。
これら木材は安価のため、格安で家具を作成できます。最も安価な製品では、4×3.5×182cm材3本で1,000円程度です。また、1×4材182cmも3本で1,000円程度です。しかしながら、最安製品は製品のサイズにムラがあることと、表面が荒いままだったりします。そのため、使う場所に応じて、製品の質を変えると良いでしょう。
購入は、ホームセンターで十分です。
のこぎり
木材を切断するには、ノコギリを使います。4×3cm角材や1×4材であれば、紹介するノコギリでも切断できます。しかしながら、結構、大変ということも付け加えておきます。できることなら電動の丸鋸を使いたいですが、初心者であれば、そこまで用意したくないというのが本音です。
このような折り畳み式で、替え刃ができる製品がおすすめです。従来のオーソドックスなノコギリよりも使いやすくて、初心者には良いと思います。また、DIYだけでなく、枝の剪定などに役立ちます。
オーソドックスなノコギリは、両側に刃があって使い分けられるのが特徴です。(木の繊維に平行か垂直かで使い分けます)
ぜひ用意して欲しいのが、ノコギリガイドです。これがないと、まっすぐ角材を切断できません。注意しても、斜めになることが多いんです。上図の製品はプラスチック製なので、ガイドがノコギリで削れる欠点がありますが、軽くて使いやすいのでおすすめです。大量の木材を扱わないのであれば、これで十分だと思います。
アルミ製のノコギリガイドもあります。金属で出来ているのでガイドが削れる心配は少ないですが、逆にノコギリの刃を痛めてしまう危険もあります。
ホームセンターで切ってもらうのも良い
2×4材や、大量の木材を切断する場合は、ホームセンターのサービスを利用すると良いでしょう。値段はそれほど高くありません。また、同じ板数本を同じ長さで切断する場合は、1回機械を通せば良いので1回分だけの値段で済みます。切断する木材の組み合わせを考えて、安く抑えるのがコツです。
また、DIYができる部屋を使える場合があるので、有効に活用すると良いでしょう。正直、ノコギリで木材を切断することは、高齢になるとしんどいです。体のあちこちが痛くなってしまいます。
電動ドライバー
木材の組み立てには、ネジを使います。そのため、ドライバーが必要ですが、手動では手を痛めてしまいます。ぜひ、電動ドライバーを用意してください。
初心者DIYでは高機能なインパクトドライバーは必要ないと思いますが、長く使うことを考えて、マキタかハイコーキの電動ドライバー製品を購入することをおすすめします。また、バッテリーの電圧でパワーが決まることが多いですが、初心者なら10.8V製品で十分でしょう。
マキタはちょっと高いという人には、アイリスオーヤマの製品をおすすめします。やはり、消耗品であるバッテリーのことを考えると、メーカー製が良いと思います。
ネジ
木材を結合する場合には、ネジをおすすめします。それは、強度もありますし、電動ドライバーを使うことにより、確実に締められるからです。釘は抜けてしまうこともありますし、打ち込むときに曲がってしまうこともあります。
ネジの長さは、私の場合、1×4材を締めるときに35mm、角材35mmを締める時は51mm、角材40mmを締める時は65mmを使っています。また、ネジ穴は、通常の十字よりも、星形の方が確実に締まります(上の製品は、専用のビットも付いている)。
家まで運ぶには?
私の場合、木材の長さを182(183)cmで購入することが多いです。すると、車に載せる時は、助手席を畳んで載せる必要があります。お持ちの車によっては、182cmの長さを確保できない場合もあるでしょう。
そのような時は、ホームセンターの車の貸し出しを利用するとよいでしょう。購入する金額にも左右されると思いますが、軽トラックなどを貸してくれる場所が多いと思います。
DIYで様々な家具を作ろう!
DIYにある程度慣れると、様々な家具を作るイメージが頭に浮かんできます。以前は難しいと思っていた家具でも、想像で設計図が出来上がるでしょう。更には、ちょっとした小屋だって作ることができるかもしれません。(私は、小屋作成が目標です)
そして、十分にDIYに慣れて来ると、電動丸鋸が欲しくなります。電動丸鋸を使うことができれば、小屋レベルのDIYが射程に入ります。しかしながら、使い方を間違えると大怪我を引き起こす危険な道具でもありますから、本格的なDIYをしないのであれば、手を出さない方が無難だと私は思っています。もし使うのであれば、以下の製品程度に押さえて、安全を優先にした方が良いでしょう。(卓上であれば、足を傷つける心配が少ない)
みなさんも、ぜひDIYをして、豊かな生活を実現してみてください。