動画やブログに出ている釣り場を特定する方法

2024年2月21日

動画やブログに出ている釣り場に行ってみたい!ということは良くあります。しかしながら、釣り場は秘密にされることが多く、場所の特定は難しいです。私も、「地元にこんなところあるの?」という動画や写真を良く目にします。そんな時に、場所を特定する方法を考えてみました。

大まかな場所については背景の山が有効

然別火山群が西に見えるということは。。

まずは、大まかな場所を選定します。動画や画像の背景に山があると、大まかな場所が分かります。例えば大雪山エリアでは、旭岳、黒岳、赤岳、十勝岳連峰、ニペソツ、ウペペサンケ、然別火山群などで場所を推測します。また方角も大事なので、太陽から推測して、だいたいの場所を特定します。

そうすると、石狩川水系、空知川水系、十勝川水系など、どこの川なのかが推測できます。まずは、水系を決めましょう。

具体的な場所は、映っている橋が重要なキーになる

釣り場の特定で、一番有力な被写体は橋です。橋には、長さ、色、形など、それぞれに特徴があり、決め手になることがあります。私が、ある釣り動画で場所を特定したのは、橋の欄干に「山火事注意」の旗が立っていることからでした。実際に車で通った時に旗が立っている記憶がありましたし、次に述べるストリートビューで確定することができました。

このように、橋は有力な判断キーです。

Google Mapの航空写真とストリートビューを駆使する

橋の構造を確認する場合は、ストリートビューが有効です。確かに、目的の釣り場周辺ではストリートビューの範囲外となるかもしれませんが、有効な場合はぜひ使いましょう。

ストリートビューが使えなければ、Gppgle Mapの航空写真を使ってみましょう。航空写真でも、橋などの特徴がそれなりに分かります。動画や写真の撮影ポイントを推測し、航空写真と絵が合致するかを調べてみましょう。

その他、ドローン映像も有効です。私の地元の釣り場なのですが、大きな滝があり、その滝壷が大きなプールになっていて、そこで大物が釣れる動画がいくつかアップされていました。どうやら、釣りマニアの間では有名な場所のようですが、私には推測ができません。そんなところあったっけ?という感じです。

すると、動画の中の1本に橋が映っており、地形図から想像できる場所が浮かびました。しかし、自信がありません。上流に滝はないはずなのです。ところが偶然にも釣りとは関係ないドローン映像があり、見てみると・・・なるほど、そういうわけかと、場所が特定できました。確かに、穴場的な存在の場所でした。

このように、動画や画像から、場所の特定ってできるものです。個人的には釣りよりも楽しいですが、悪用しないように心掛けないといけませんね。

分かっても公開しないことが無難

私は、特に釣り場を秘密にしなくても良いと思っている人ですが、仮に釣り場を公開してしまうと、場所を公にしたことで非難を受ける可能性があります。世の中いろいろな人がいますから、場合によっては危害を加えられる可能性もゼロではありません。

そのため、分かっても公開しないで、自分だけに留めておきましょう