様々なガス検出器をご紹介 ~ 危険を察知

家の中車の中火山温泉地などでは、危険なガスが発生する場合があります。特に危険なのが、一酸化炭素中毒硫化水素中毒で、場合によっては死に至ります。危険なガスは目に見えなかったり無臭だったりするので、判断できない場合もあります。

そこで、各種ガス検出器を用意しておくと良いでしょう。

二酸化炭素ガス検出器

二酸化炭素ガス検出器は、主に人が多い場合の換気具合を測るために使われます。新型コロナウイルスインフルエンザなどの空気感染を防ぐには、空気の換気が必要です。

また、石油ファンヒーターなど燃焼を伴う機器を使う場合にも、換気の具合を見ておくと良いでしょう。二酸化炭素が増えてくると、頭痛やめまい、吐き気が起こります。また、濃度が濃い二酸化炭素ガスでも死に至る場合があります。次に述べる一酸化炭素ガスよりは危険度が低いですが、油断をせずに換気しましょう。

一酸化炭素ガス検出器

一酸化炭素ガスは、不完全燃焼が起こると発生する無色で無臭のガスです。そして、一酸化炭素ガスを吸い込むと中毒を起こし、最悪死に至ります。そのため、換気の悪い場所での燃焼を取り扱う場合は、ぜひ検出器を用意してください

最近はキャンピングカーが大人気で、車内で調理や暖房を行います。しかし、キャンピングカーの車内は狭いですから、ぜひ一酸化炭素ガス検出器を用意しておきましょう。

硫化水素ガス検出器

火山温泉地では、硫化水素ガスが発生している場合があります。そして、風がない時の窪地には硫化水素ガスが溜まり、間違って足を踏み入れると硫化水素ガス中毒を起こして最悪死に至ります。そのため、危険なエリアに踏み入れる時は、ぜひ硫化水素ガス検出器を用意しましょう

検出器を信頼しすぎても危険!

Clarence AlfordによるPixabayからの画像

ガス検出器の数値がまだ安全な範囲だからと言って信用し過ぎても危険です。今回紹介したものは簡易的なものであり、仕事で使われるような高精度の製品ではありません。そのため、常に自分自身で注意を怠らないことが必要です。

(今回の紹介による事故、損失、被害に関して、kunimiyasoftは一切責任を負いません)

人間は、どうしても自分は大丈夫と思ってしまいますが、それが命取りになります。常に最悪のことを考えて行動しましょう