ポータブル電源 ~ 車中泊やキャンプでも大活躍です!

2021年3月25日

屋外でお湯を沸かしたり調理をしたい場合にはガスストーブを良く使いますが、以下のような欠点があります。

  • 車内やテント内では、火事が心配
  • 車内やテント内が暑くなってしまう
  • 外で風が強いと効率が悪い
  • 使い終わったガス缶の処分が面倒
  • 車内やテント内では換気を十分にしないと危険

このように、特に狭い空間で火を使うのは危険です。そこで、脚光を浴びているのが、ポータブル電源卓上IHクッキングヒーターを使っての調理です。これらは電気で動くので、火事の心配が少ないです。確かにガスほど強い火力は期待できませんが、取り扱いの便利さから利用者が増えています。

1000Wの出力があるポータブル電源がおすすめ!

ポータブル電源の種類は豊富ですが、お湯を沸かしたり、調理をするとなると、大きな電力を供給できる製品がおすすめです。

そして、暖房器具ポータブルエアコンまで動作できるようなポータブル電源を購入した方が、使用範囲が広がって活躍します。そうなると、1000Wの電気機器が使えるポータブル電源が該当します。価格はちょっと値が張りますが、安い製品だと、いずれ不満になって買い替えになるので、思い切って1000Wの出力を持つ製品を購入すると良いでしょう。

また、出力が1000W以上の製品もありますが、価格が高いだけでなく、重くて持ち運びが大変です。その点からも、1000Wの出力があるポータブル電源がおすすめです。

それでは、おすすめの製品を紹介します。

Jackery ポータブル電源 1000 超大容量278400mAh/1002Wh

ポータブル電源のレジェンド、Jackeryの、出力が1000Wで大容量なポータブル電源です。出力ポートが豊富で、同時に8台の充電が可能です。

重量が10kgありますが、大きな取っ手が付き、バランス良く運べるので、それほど問題にはならないでしょう。

ほとんどの家電が使えます。100%充電後洗濯機をまわし、40型TVを10時間位見ていられました。冷蔵庫も使えますし、電子レンジも大丈夫です。我が家の炊飯器は1000W以上あるので、無理ですね。

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MaxPower ポータブル電源 PL1000J ver 3

スタイリッシュな大容量ポータブル電源です。ファンレス仕様なので、狭い室内でも音が気になりません。

ソーラー充電で2枚同時の充電ができるようになりました。ポータブル電源用のソーラーパネルは100Wクラスが手頃な値段になり、1日の充電でかなりの容量を回復できます。外部電源に頼らないポータブル電源の運用も見えてきました。

同じような形や性能で他社からも販売されていましたが、W充電、パススルー充電、ファンレスの静音に惹かれマックスパワーさんの商品を選びました。1000wを超えると充電時間もかなり要しますが、倍速充電により短時間で済み良い買い物をしたと思っております。

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EcoFlow ポータブル電源 EFDELTA 蓄電池 350000mAh/1260Wh

EcoFlowもポータブル電源では人気のメーカーです。EcoFlowのポータブル電源にはX-Boost機能があって、最大出力以上の電気製品を動作させることができます(できない製品もあり)。また、X-Stream充電テクノロジーによる充電が早いことも特徴です。

BLUETTI EB55ポータブル電源大容量 537Wh/168000mAh AC(700W 瞬間最大1400W)

1000Wの出力があるポータブル電源は高すぎるという人には、500W程度の出力がある製品が良いでしょう。500Wより少なくなると、使用できる電気機器の範囲が狭くなってしまいます。

500Wの出力があれば、卓上IHクッキングヒーターで中火力くらいは使えます。でも、自分の利用するスタイルをよく考えて、1000Wの容量が必要ないかを十分考えてから選んでください。

出力が700Wで高めなので、比較的幅広い家電機器で使うことが出来る。似たような機種は他社でも数多く見かけるが、容量がこの機種より大きくても出力500Wだったりするので、そうなると使える電気機器が限られるので、その点をしっかりと見極め、製品正式リリース直前で出力500Wの仕様を700Wに変更したメーカーの判断に拍手を送りたい。

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卓上IHクッキングヒーターが安くて便利!

ポータブル電源での調理が脚光を浴びたのは、IHクッキングヒーター価格破壊が起きたからです。何しろ、一人用のIHクッキングヒーターは、5,000円以下で購入できるのです。山善さんやアイリス・オーヤマさんをはじめ、いろいろなメーカーから卓上IHクッキングヒーターが登場しています。

特に、火付け役の山善さんの製品は、安くておすすめです。出力も1000Wあって十分です。一人暮らしの人であれば、普段の生活でも大活躍してくれることでしょう。

キャンプや車中泊で大人気なのが、ドリテックIHヒーターです。人気の理由は、コンパクトであることと、デザインがすっきりしておしゃれなためです。出力1000Wにしては割高ですが、車中泊など狭いところでの調理に適しているでしょう。

太陽電池パネルで電気を自給?

ポータブル電源だけでなく、太陽電池パネルも安くなりました。100W発電する太陽電池パネルが2万円前後で手に入ります。先に紹介したJackeryポータブル電源なら、計算で10時間ほどでフル充電できます(間違っている?)。

こうなると、太陽電池とポータブル電源で電気の自給も夢ではなくなってきました。特に車なら、電気の自給も可能ではないでしょうか。

一家に一台はポータブル電源を用意しよう!

私が使っているMax Power MP700J

ポータブル電源は、災害時だけでなく、日常のあらゆる場面で活躍してくれるでしょう。以前は高価で手が出なかったポータブル電源ですが、年々安い製品が登場してきています。

一家に一台ポータブル電源を用意してはいかがでしょうか。

余談になりますが、ポータブル電源キャンピングカーでの使用レポートがとても多いです。youtubeでは、参考になる動画が多くあります。それらは、車中泊だけでなく日常用としても参考になりますから、ぜひご覧になってください。

またkunimiyasoftオフィシャルで、ポータブル電源作成についての記事を投稿しています。出力は小さいですが、太陽電池パネルから充電するポータブル電源の作り方ですので、ぜひご覧になってください。