ダイハツ「ロッキー」復活! ~ でも旧ロッキー乗りやビーゴ乗りは複雑な気分かも?

2020年3月8日


出典:ダイハツ 公式

ビーゴの事実上の後継車となるコンパクトSUVの名称が「ロッキー」になりました。ロッキーの名前は、もともとダイハツのライトクロカンに付けられていました。それが今、復活の時を迎えました。

ロッキーの仕様

 

総排気量 996cc
最高出力 98ps/6000rpm
最大トルク 14.3kgm/2400~4000rpm
サイズ 全長3995×全幅1695×全高1620mm
車両重量 980kg (2WD) 1050kg(4WD)
トランスミッション CVT
タイヤサイズ 195 / 60 R17

排気量は1Lですが、インタークーラーターボが付いているので1,500cc並の出力を得ています。そして車重が1tを切っている(2WD)ので、ビーゴよりもキビキビとした走りをするのではないでしょうか。

4WDのシステムは、状況に応じて後輪にトルクを配分する方式ですが、トルク配分をドライバーが選択することはできません。また、直結モードは見たところありません。

見た目はRAV4を小さくした感じです。そして、内装がほんと良くなりました。荷室も広くて工夫されています。個人的な希望ですが、助手席もフラットになって車中泊モードがあれば良いなあ思いました。

ちなみに、トヨタからOEMで「ライズ」という名前で販売されます。前面のデザインが両車結構異なっているので、好みの方を購入すると良いでしょう。

トヨタ公式 ライズ ※外部サイトへ移動します

旧ロッキーは悪路走破性抜群の車だった

出典:Wikimedia Commons

新型ロッキーはとても良く出来た車だと思いますが、「ロッキー」の名前が適切だったのかが少し疑問に感じています。

旧ロッキーは、ラダーフレームを採用した正統派パートタイム四駆でした(ロック機能付きセンターデフを備えたフルタイム式もあった)。1.6Lのエンジンで車重が1.25トンもあり軽快な走りは期待できませんが、悪路走破性は抜群でジムニーの対抗馬的な存在でした。

しかし、クロカンからSUVの時代へと変わり、ロッキーは1997年で姿を消します。それでもダイハツは、ライトSUVにクロカンの血筋を残してきました。ロッキーの後に出てきたテリオスビーゴは、エンジン縦置きでFRベースを守っていたのです。

出典:Wikimedia Commons

ビーゴは、外見こそライトSUVでしたが、ビルトインラダーフレーム構造で頑丈さを持ち、縦置きエンジンのロック機能付きセンターデフ式フルタイム4WDを守っていました。また、テンパータイヤではないスペアタイヤを持っていたため、山奥でのパンクでも安心でした。

内装は新ロッキーと比べ物にならないほど貧弱でしたが、走破性が要求される雪国では一定の需要がありました。当初はMT仕様もあり、1割程度はMT車が売れていたと記憶しています。

新ロッキーは悪路走破性がないから駄目だと言っているわけではありません。ただ、「ロッキー」の名前ではなく、違う名前であって欲しかったなあと個人的に思うのです。なんでここまで語るかというと、私が今「ラッシュ(ビーゴのOEM車)MT」ユーザーだからです。このサイトで車の紹介はあまりしないつもりですが、つい書いてしまいました。

新ロッキーは売れるでしょう

出典:ダイハツ 公式

新ロッキーは、今の需要を上手に満たしており、売れそうです(実際、売れています)。少なくとも、今までの売れ筋からは少しずれた感のある車よりは良いだろうと思います。RAV4は少し大きすぎる、CH-Rは高級路線で実用性に欠けると思う方は、新ロッキーが合っているのではないでしょうか。

悪路走破性を望む人は….ジムニーが良いのだけれど、室内が狭いしパートタイム4WDは走りづらいのが玉に瑕です。ランクルはでかいし、ちょうど良いSUVが出るといいですね。