ニジマスやブラウントラウトを釣るのに適したスピナーをご紹介!
渓流釣りの主な対象魚と言えば、ニジマス(Rainbow Trout)です。ニジマスは、魚体が大きいだけでなく、釣れた時のファイトが他の魚よりも抜きんでています。
そんなニジマスをルアー(Lure)で釣る場合、ミノー(Minnow)系を使う人が多いです。また、スプーン(Spoon)も根強い人気がありますが、スピナー(Spinnerbait)を使う人は少数派だと思います。しかし私は、スピナーでも外せない製品があります。その製品を紹介します。
Mepps(メップス) ブラックフューリー
私がニジマス釣りをする時のスタンダードで使うルアーです。今の私はテンカラ釣りが主体になっているので、ルアーを使いたい場合は従来から実績があるブラックヒューリーを使っています。
ニジマス釣りは川の中流で釣ることが多いため、前回の上流での釣りで紹介したアグリアロングよりもプレート幅が広いスピナーが適しています。そのため、数多くの製品から選べますが、一番釣果が良いのがブラックヒューリーです。
ブラックヒューリーは、ニジマスだけでなく、ブラウントラウトも良く釣れます。ぜひ使ってみてください。
ダイワ ブレットン
私が40年ほど前に初めて手にしたブレットン。ブレットンは今でも売られている超定番です。そして、初めてルアーで釣れたのもブレットンでした。今は使うことが少なくなりましたが、初心に戻って使うこともあります。ニジマスをはじめ、トラウト類に万能なルアーとしておすすめです。
スミス ニアキス
シンキングミノーで人気のスミスからもスピナーが出ています。ニアキスは、良く拝見させて頂いているYouTuberさんがメインで使っていて、釣果がとても良いルアーです。私もいずれ使ってみようと思います。
ニアキスは、ふつうのスピナーと違って、プラグとスピナーが合体したようなルアーです。両方の良さが生かされて、良い釣果に結び付くのだと思います。
フックをシングルにする?
通常売られているルアーのフックは3本針が多いですが、魚へのダメージを考えてシングルフックにする人も多いです。私もシングルフックに換装するのですが、ほんとに良いか疑問を感じています。
それは、フックを1本にしてしまうと、魚が逃げようとする力がすべて1本の針に集中してしまい、魚に却ってダメージを与えることがあるからです。3本の針では、力が分散されて、針がそれほど深く刺さらずに済むことがあります。
でも3本では外すのにたいへんで魚にダメージを与えることもあるし、難しいです。少なくとも、素手で魚を触らずに水に慣らしてそっとリリースしたいですね。
自然の川でニジマスを釣ろう!
北海道ではニジマスが自然繁殖しています。日本ではニジマスの定着が難しいようですが、北海道では春に川の上流でニジマスの産卵が行われ、世代交代しています。また、自治体や有志によるニジマスの放流(在来種がいる川に放流はやめてほしい)もあって、川釣りでは一番ポピュラーな魚になりました。しかも、遊漁券の必要がない場合がほとんどなため、ニジマス天国と言って良いでしょう。
ネイティブのニジマスは、釣れるとジャンプを繰り返して外そうとします。ぜひ北海道に来て、ニジマス釣りを楽しんでください。