スプリングクリークの釣り [Spring creek in Hokkaido , Japan]
大雨が降ると、しばらくは川の増水と濁りが取れません。そのため、釣行日がいかに晴れていたとしても、諦めざるを得ないことが多いです。しかし、諦めるのは早いです。スプリングクリーク(springcleek)であれば、雨から1日程度過ぎれば釣りになるかもしれません。
スプリングクリークは、湧き水が主体の小川を言います。湧き水を集めて流れるので、年中水量が変わりにくいのが特徴です。そして河原がなくて流れは緩やかで、水中に梅花藻が揺れていることが多いです。見た目は小さな流れなので、浅くて釣りにならないと思いがちですが、意外と岸から深い場合が多く、魚も多いです。
スプリングクリークでの釣りは、川岸がブッシュで覆われていることが多く、釣りづらいです。また移動もブッシュで遮られるので、コンパクトなタックルが合っているでしょう。
当サイトではテンカラ釣りを推奨していますが、ブッシュが濃い川であれば、短い竿が良いでしょう。
スプリングクリークとは言っても、ところどころで溜まりがあります。そして上の写真のように、大きな池状になる場合もあり、大型魚が棲んでいます。油断はできません。ここはテンカラよりも、ルアーやフライが良いでしょう。(私はルアーで攻めました)
地元のスプリングクリークです。畑の中を流れる直線化された用水路みたいな川ですが、ブラウントラウトが釣れることで有名です。有名河川の間を流れる畑の中の川も、釣りのターゲットとして見逃せません。
しかしながら、畑の中を流れる川の場合、農作業の邪魔にならないように気を付けてください。また、農作業の邪魔にはならなくても、周囲が農地の川に入るだけで病原菌の持ち込みに繋がる可能性があることから、釣り人を良く思っていない農家さんもいます。楽しい釣りがだいなしになる可能性もありますから、控えた方が良いかもしれません。
この川は、北海道中央部を流れる有名な川です。原生林の中をゆったりと流れる川で、ヤマメが多いのですが、近年はブラウントラウトが多くなってきました。この川にはブラウントラウトは似合わないです。ゲリラ放流も場所をわきまえて欲しいです。
3.3mの標準的なテンカラ竿が気持ちよく振れる渓流ですね。
この川は、湧き水で有名なエリアを流れる川です。もう最上流に近い場所ですが、湧き水がいきなり大量に湧いて豊かな水量になっています。このような清流での釣りは、たとえ釣れなくても気持ちが良くて楽しいです。
最近のホームとなっている川です。もっと釣れる川がありますが、人工物が多い川は好きになれません。たとえ釣れなくても、自然のままの川がいいです。この川は、最近、ヤマメが主体になっています。十勝川水系の千代田堰堤より上流でもヤマメが釣れるようになっています。
スプリングクリークは、多くの釣り人を受け入れられるほど広くないです。そのため、自分だけのお気に入りな場所を見つけると良いでしょう。知られずにひっそりと魚が棲む川が、必ずあるはずです。